兵庫県の遺品整理・ゴミ屋敷・特殊清掃のオールサポートPRO兵庫店|オフィシャルブログ

オールサポート兵庫店オフィシャルブログ

形見分けということばを知っていますか?

形見分けということばを知っていますか?

みなさんこんにちは。
兵庫県尼崎市で遺品整理をおこなっているオールサポートPRO兵庫です。

みなさんは形見分けということばを知っていますか?
形見分けとは故人の遺品を親族・親友などで分け与えることです。
形見分けには法律的な分類はありませんが
一般的には服や写真、日常で使う道具など故人が大切にしていたものを、
その遺品をとおして故人の思い出を共有するために行われます。

徐々に失われていく「形見分け」という風習。
なぜこんなことをするのか、どのよう行えばいいのか、
今回はその疑問について、ご紹介させていただきます。

 

①形見分けは絶対にしないといけないのか?

民放や法令で決まっている訳ではないので、必ずしなければいけないものではありません。
ただし、ご高齢の親族の皆様や、古くからのしきたりを大切にしたい方も多くいらっしゃいます。
ご親族にそのような方がいらっしゃればきちんと形見分けを行うことも親戚付き合いのひとつでしょう。失われていく日本古来の風習を守っていくという点でもおすすめです。

 

②時期はいつごろ行うのが最適?

特に決まっていませんが、親族が集まる機会はそう持てるものではありません。
そのため、親族のあるまる四十九日に済ませてしまうことが多いと言われています。
ただし故人が信心深い方であった場合、その宗派によって決まりがあることもあり注意が必要です。

 

仏教の場合

多くの場合、四十九日忌明けのときと決められています。

 

神式の場合

神霊祭の五十日祭りの日又は、三十日祭の日に行うこととされています。
仏教でいうところの忌明け法要の日です。
神道では法要にあたる儀式のことを神霊祭といいます。

 

キリスト教の場合

キリスト教では形見分けというしきたりはありません。
しかし、日本においては形見分けが行われることも多く、
その場合は1ヶ月命日である追悼ミサにて行われます。

 

 

③形見分けを贈る人は?目上の方に贈っても大丈夫?

形見分けは故人の近親者や親族、友人などに遺品を分けるものです。
昔は目上の方に対しては失礼にあたると言われてきましたが、今では社会的地位や、年齢に左右されなくなりつつあり、
故人と親しかった方ならだれでも受け取れるような風潮になりつつあります。
しかしそうはいっても相手がどう思っているかは分かりません。
目上の方には相手からの申し出があったときのみにとどめこちらからおくることは控えた方が無難でしょう。

 

④形見分けをする品物も選び方は?

最初にお伝えしたとおり、形見分けをする遺品に決まりはありません。
よくある品では、着物、衣類、貴金属、アクセサリー、時計等があります。
なお、衣類は渡す前にクリーニングに出すこと、貴金属は磨いておくことがマナーです。
贈る相手の趣味趣向も考えて、相手が喜びそうなものを選ぶことも大切です。

 

⑤形見分けをするときの方法は?

形見分けはプレゼントではないので、包装はしなくても良いです。
監半紙で軽く包んで渡すのが良いでしょう。
本来は手渡しで行うものですが、相手が遠方で会うのが難しい場合は
配送でもかまいません。その場合は丁寧な手紙を添えるようにしましょう。

 

<形見分けの際の注意点>

  • 故人の友人だと言って高価な物を持ち去るという詐欺まがいなケースもあります。
    突然このようなことがあってもいいようにあらかじめ断り方を決めておきましょう。
  • 形見分けは相続にあたります。
    ある程度のものでしたら形見分けも許されますが、価値がある物等は相続財産の隠匿とされてしまい、
    相続放棄が認められなくなってしまう可能性があります。
    相続放棄後の形見分けは専門家にしながら行った方がよいかもしれません。

 

いかがだったでしょうか?今回は形見分けについてご紹介しました。
当社オールサポートでは専門家が、お客様のご相談・お困りごとについて
いつでもご対応致します。遺品整理はオールサポートPRO兵庫におまかせください!


ページトップへ